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セミナー 準備中

断熱・気密の基礎知識:快適な暮らしを支える住宅性能の考え方

開催日
2026年08月05日
時間
18:00〜19:30
会場
オンライン
定員
10名
参加費
無料
状態
準備中

「冬は寒く、夏は暑い家」「光熱費が高い」「結露がひどい」——これらの悩みは、住宅の断熱・気密性能と深く関係しています。近年、住宅の省エネ性能への関心が高まっており、断熱・気密は住宅選びの重要なポイントになっています。しかし「UA値」「C値」「熱橋」といった専門用語が飛び交い、わかりにくいと感じている方も多いでしょう。このセミナーでは、断熱・気密の基礎を丁寧に解説し、快適な暮らしを支える住宅性能の考え方を身につけていただきます。


断熱とは何か:熱の移動を抑える仕組み

断熱とは、建物の壁・床・天井・屋根などに断熱材を入れることで、外気の温度変化が室内に影響しにくくする技術です。断熱性能が高い家では、夏は外の暑さが室内に入りにくく、冬は室内の暖かさが外に逃げにくくなります。その結果、冷暖房効率が上がり、光熱費の削減につながります。

断熱の方法には大きく充填断熱(壁の内部に断熱材を充填する方法)と外張り断熱(壁の外側に断熱材を張る方法)の2種類があります。それぞれにメリットとデメリットがあり、工法や建物の構造によって適した方法を選ぶことが大切です。近年は両方を組み合わせた「付加断熱」という方法で、より高い断熱性能を実現するケースも増えています。

断熱材の種類も多様で、グラスウール・ロックウール・ウレタンフォームなどの工業製品系から、セルロースファイバー(再生紙を使った自然素材断熱材)・羊毛断熱材・木質繊維断熱材(木からつくる自然素材)など自然素材系のものまであります。自然素材の家では、断熱材も自然素材系を選ぶことで、建物全体の素材の一貫性と室内環境の快適さを高めることができます。


UA値とは:断熱性能の数値指標

UA値(外皮平均熱貫流率)は、建物全体の断熱性能を表す数値です。数値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。国の省エネ基準では地域ごとにUA値の基準が定められており、これをクリアすることが省エネ住宅の最低ラインとなっています。

「HEAT20」というグループが提唱するG1・G2・G3グレードは、国の省エネ基準よりも高い断熱性能の目標値として住宅業界で広く参照されています。より高いグレードを目指すほど快適性・省エネ性は上がりますが、その分建築コストも増加します。自分たちの生活スタイルや光熱費への意識に合わせて、どのレベルの断熱性能を目指すかを検討することが大切です。


気密性能とは:隙間をなくして換気をコントロールする

断熱と並んで重要なのが気密性能です。気密性能はC値(相当隙間面積)で表され、数値が小さいほど隙間が少なく気密性が高いことを意味します。

気密性能が低い(隙間が多い)家では、計画的な換気ができず、どこから空気が入ってどこから出ていくかがわからない「漏気」が発生します。その結果、壁内結露(壁の中で結露が発生する)のリスクが高まり、木部の腐食やカビの発生につながることがあります。

一方、気密性能が高い家では、計画換気(必要な場所から新鮮な外気を取り入れ、汚れた空気を排出する)がしっかり機能します。これにより、室内空気質の維持と省エネを両立できます。


結露のメカニズムと対策

結露は、暖かく湿った空気が冷たい面に触れると水滴になる現象です。窓ガラスや壁面で起きる「表面結露」のほかに、壁の内部で起きる「内部結露」があります。内部結露は外からは見えないため発見が遅れ、長期間放置されると木部の腐朽・断熱材の性能低下・カビの繁殖につながります。

結露を防ぐためには、高性能な断熱材・複層ガラス(ペアガラス・トリプルガラス)・適切な換気システムの組み合わせが有効です。既存の中古住宅でも、断熱改修によって結露リスクを大幅に軽減することができます。


このセミナーで学べること

このセミナーでは、住宅の断熱・気密性能の基礎を体系的に学べます。

・断熱の仕組みと工法の種類(充填・外張り・付加断熱)
・UA値の読み方と省エネ性能の基準
・気密性能(C値)の重要性と計画換気の関係
・結露の原因と防止策
・自然素材系断熱材の特性と選び方

快適で省エネな住まいを実現するために、断熱・気密の知識は欠かせません。ぜひこのセミナーでしっかりと基礎を学んでください。